1985年に旗揚げし、年1〜2本のペースではあるが、着実に作品を発表し続けている。ひとりの役者が、作家・演出家・キャスト・スタッフを雇い、プロデュースするというスタイルは、日本の演劇界においては珍しいといえよう。 これまでも様々な作家(平田オリザ・平田俊子・犬井邦益)や、演出家(佐藤信・岡本章・松本修・福井泰司)と手を組み、生み出された作品は多岐に渡るが、集団としてのポリシーは「役者が舞台上にしっかりと立ち得る劇空間を創りあげること」であり、その実現のためには手間暇を惜しまない。 2005年より、「漱石プロジェクト」と称した夏目漱石作品の舞台化に挑戦。大人の鑑賞に堪える芝居づくりを目指している。
【龍昇プロフィール】 演劇団(現・流山児★事務所)に在団後、1985年に龍昇企画を旗揚げ。以後、俳優兼プロデューサーとして、数々の作品を発表。「アジア・ミーツ・アジア」「フィジカルシアター・フェスティバル」の実行委員を継続して務めるなど、国内のみならず、海外の演劇を視野に入れた幅広い活動を展開中。俳優としての外部出演作に、「プラトーノフ」(MODE)・「空室」(如月小春プロデュース)・「オレステア」(千賀ゆう子企画)・「イエロー・フィーバー」(流山児★事務所)などがある。最近では、自ら演出も手がけている。
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